「紅はるか(べにはるか)」は2010年に品種登録された新しいさつまいもの一品種で、多品種よりはるかに優れた特性をもつさつまいもとして注目を集めています。甘く、貯蔵することによりさらにおいしくなること、見た目がいいなどの特徴があります。
シルクスイートは2012年頃に種苗の販売が始まった品種のさつまいもです。甘い味わいの「春こがね」と、なめらかな食感の「紅まさり」を交配して開発されました。
シルクスイートの特徴は、何といってもそのなめらかな食感です。シルクという名前の通り、舌のうえをするんと滑るような独特の食感を楽しめます。また、濃厚ながら上品な甘さも特徴の一つです。
まだ品種登録されてから間もないものの、ほかにはない独特の食感と味わいから注目を集めています。。
安納芋はさつまいもの一種で、「あんのういも」という読み方をします。
安納芋の主な産地は鹿児島県種子島。かつて第二次世界大戦中、インドネシアのスマトラ島に出兵していた兵隊が種子島に現地の芋を持ち帰り、安納地域で栽培するようになったのが始まりだといわれています。
今まで栽培していたさつまいもよりも甘く、ねっとりとしたその食感はたちまち人気となり島中に広まっていきました。そうして栽培されていた地域の名をとり、その芋を「安納芋」と呼ぶようになったのです。
栗かぐやは、2023年に市場デビューした新品種のサツマイモです。 形はなだらかな紡錘形で、近年人気のねっとり系とは一線を画すほくほく系の肉質です。 輪切りにしたときの満月のような姿は、かぐやの名付けがぴたりとはまります。 食味も良く、上品な甘さで、長期貯蔵しても過度の粘質になりにくいのも特徴です。